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2010/03/02

裁判所の火災により、判決の言い渡しが延期に

3/2(火)の午前10:30過ぎにマンハッタンの刑事裁判所で火災が発生したことを受け、銃の不法所持容疑で裁判にかけられていたラッパーのLIL WAYNEの事件を含め、この日に予定されていたすべてのケースに関して判決の言い渡しが延期された。

裁判所側の話では、WAYNEに対する公聴会は翌3/3(水)の午後2時15分に設定されたそうだ。

ABCのチャンネル7ニュースによると、火災はボイラー室で発生し、17階建ての裁判所のロビー部分が煙で充満。数百人がビルから逃げ出す騒ぎとなったという。また報道によると、ケガ人は軽症が3名出ただけで済んだそうだ。そしてこの火災によって、裁判所が面しているCENTRE STREETは、WORTH STREETとCANAL STREETに挟まれた部分が通行止めとなり、WORTH STREETはPARKROWとBROADWAYに挟まれた部分が両車線ともクローズされた状態となった。

火災の原因はまだ報道されていないが、裁判所の関係者によると地下工事が原因による可能性が高いとのことだ。

WAYNEは2007年に銃の不法所持で逮捕され、今回予定されていた判決では1年の服役が言い渡されるものと想定されていた。また、判決の言い渡しが延期されるのは今回が2度目で、前回は“歯の手術”が延期の理由だった。

判決が予定されていた前日の月曜日午後、WAYNEはファンに対して自らの“つぶやき”をリリースし、「昨日の俺は笑い、今日の俺は薄ら笑いを浮べ、そして明日の俺は・・・とにかくみんなの心遣いと祈りに感謝している」といった内容のメッセージを送っていた。

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